(出典:国土交通省 ダブル連結トラック実験協議会)
全長約25メートル!長さは小学校のプール並。
よく海外映画で走っている、あの超大型のトラック。
「ダブル連結トラック」と言うのですが、
見かけたことありますか?
通常の大型トラックの2倍の輸送量があるので
トラックドライバーの長時間労働や人手不足を
解消してくれると言われています。
ダブル連結トラックについて調べてみました。
運転時間は半分で輸送量は2倍!
ドライバーの長時間労働や人手不足は、数年前から度々報道されています。
国土交通省は2016年にドライバーの負担を減らしたり、人手不足の解消を
目指して「ダブル連結トラック実験協議会」を設立しています。
ダブル連結トラックは1台で2台分の輸送が可能!
国交省の実験では、ドライバーの運転時間を5割削減!
CO2の排出量は4割削減できたそうです。
2018年には、もっと輸送できるように車両長の制限を
21mから25mに緩和されています。
小学校のプールの長さだと思うとすごいですよね。
2019年までは海老名JCT~豊田東JCTの「新東名区間」が
実証実験の区間だったのですが、
2019年8月に北上江釣子ICから太宰府ICの「東北から九州まで」
と通行経路の拡大を発表しています。
今後はどうなる?
良いことばかり!と思ってしまいますが課題はあるようです。
カーブが多い高速道路の走行や、本格導入されたときの休憩スペースの
確保などが今後の課題だそうです。
本格的な普及にはまだ時間がかかりそうです。
それまでは、自社のドライバーの労働時間を
見直しながらドライバーの採用強化が必要ですね。