コラム

運送業の標準的な運賃

物流ウィークリーさんの記事にも掲載されていましたが、国土交通省が4月24日に「標準的な運賃」を告示しました。

 

令和6年から実施される時間外労働の限度設定、

ドライバーの絶対人数の不足、

コロナウィルスによる経済危機

の中、運送業経営をうまくやっていこうと思うと、やはり国からの明示は必要ですよね。

 

■それで、その標準運賃は?

この標準運賃、ざっくりいうと、

都心部から50km(江戸川区〜横浜ぐらい)で、

大阪だったら、50km(大阪市内〜京都ぐらい)で

大型なら33,710円、4㌧なら26,480円です。

 

■荷主の方は知っていてほしいんです。

実際の運賃と比較して安いか高いかは、

皆さんの会社のものと比べていただくとして、

問題はその標準運賃をどうつかっていくかです。

 

運送事業者だけが知っていてもしょうがなく、

契約する荷主が知っていてもらわないと、交渉のステージにはあがりません。

輸送のインフラを安定的なものにしていくために、

この標準運賃表の存在をもっと広げていかないといけませんね!!

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