ご想像のとおり、両方とも遵守です
突然ですが、運送業の管理者と必ず話題になることがあります。
それは「労働基準法」と「改善基準告示」のどちらを遵守したらよいかという話題です。
労働基準法は「労働条件の最低基準」を定めた法律で、
労働時間や賃金・休日など労働条件の最低基準が定めてあります。
一方「改善基準告示」は、
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」で、
トラック・バス・タクシーごとに基準が設けられています。
どちらも違反すると罰則があり、
労働基準法に違反すると罰金・懲役・企業名や代表者名が公表されることもあります。
改善基準告示に違反すると車両停止処分や事業の停止処分になり、
最悪の場合は運送業の許可が取り消されることがあります。
結局のところトラックドライバーの労務管理では、
「労働基準法」と「改善基準告示」のどちらも遵守しなければいけないとう事です。
ドライバーの労務管理には「正確な時間管理」が不可欠
「労働基準法」と「改善基準告示」どちらも遵守が必要ですが、
共有して大切なことが正確な時間管理です。
運転時間にしても残業時間にしても正確な時間管理ができないと、
基準を守れていないか判断ができないからです。
例えば、
手書き日報のフォーマットが15分刻みになっている会社では、
記録される時間も15分刻みの場合があります。
実際に15分刻みで休憩や休息などが取れていれば問題ないのですが、
5分や10分を切り捨てや切り上げしているとトラブルの原因になってきます。
正確に管理するためにも1分単位での時間把握が必要です。
AppLogiのアプリでは、
ドライバーの出勤時刻〜退勤時刻、休憩や休息の時間を
1分単位で記録して集計も自動計算されます。
また、GPSと連動しているので誰が・どこで・何分休憩していたかなど、
リアルタイムで把握することもできます。