トラックドライバーの求人倍率は10年で6倍増加
「ドライバーの募集を出してるけど、全然集まらないよ」
ある運送会社での会話。
ニュースではトラックドライバーの人材不足について
度々言われていますが、実際はどうなのでしょうか?
本当でした。
2020年1月の有効求人倍率では、
全産業平均は1.49倍。
トラックドライバーは3.17倍。
全産業の約2倍です。
ドライバー1人に対して3社の求人があることになります。
ちなみに2010年のドライバーの有効求人倍率は0.5倍。
約10年で6倍増えていました。
トラックドライバーの45%は40〜54歳
人材不足と合わせてトラックドライバーは
若年層が少ないとも言われていまよね。
調べたとことトラックドライバーの
45%は40〜54歳だそうです。
29歳までの割合は約9%。
若年層が少ない状態です。
背景には、免許制度の改正や少子化の影響、
長時間労働への懸念などが原因と言われています。
未経験者を育てる段階へ
大手求人サイトのindeedで「トラックドライバー」と
検索すると約19,000件ヒットしました(6/10時点)
運送業の様々な業態でドライバーを募集しています。
本当にトラックドライバーが足りない運送会社は、
経験者と合わせて未経験者を育てる段階にきているのでしょう。
全日本トラック協会では準中型免許の取得に
助成金を出す制度を案内しています。
こういった制度も活用しながら経験・未経験を問わず
積極的に採用活動していかなければいけませんね。
全日本トラック協会(準中型免許取得助成事業について)
http://www.jta.or.jp/keieikaizen/yushi_jyosei/junchugata2019.html