ヨーロッパ(EU)では来年からすべての新型車に装着が義務化
装着が義務化されると「スピード違反」も「あおり運転」も激減する。
そんな魔法のような装置が実用化されようとしています。
東洋経済さんの記事でも紹介されていましたがISA(自動速度制御装置)のことです。
運送会社の方にとってはトラックの「スピードリミッター」というと、
馴染みがある機能だと思います。
運送業では平成15年から大型トラックに装着が義務化されている装置で、
大型トラック(車両総重量8トン以上または、最大積載量5トン以上)には、
時速90km以上が出ないように設定されています。
ヨーロッパではEUの加盟27カ国とその周辺諸国で2022年7月から、
トラック・乗用車・バスなどすべての新型車に装着が義務化されるそうです。
ISAを装着した車両では車内のモニターやディスプレイに法定速度を表示して、
ドライバーに速度超過が警告されます。
将来的には速度超過を検知すると強制的に速度を抑制する、
「スピードリミッター」としての活用も考えられているようです。
東洋経済 ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/431877https://toyokeizai.net/articles/-/431877
トラックの事故が一番多い年齢は40〜49歳「ベテランのドライバー」
トラックの事故は若いドライバーが多い?と思いがちですが、
そうでもないようです。
全日本トラック協会が「年齢層別の事故件数」をH28年に発表しています。
報告書の中では1年間に起きた貨物自動車の事故(16,156件)を分析した結果、
最も事故を起こした年齢は40〜49歳のベテランドライバーだったそうです。
(5,244件で全体の約32%)
大型車や中型車など車格による分析も行われていますが、
どの車格でも40〜49歳の年齢層での事故が多くなっています。
この年齢層が多い運送会社の方は、
ドライバーにこの事を伝えるだけでも事故防止に役立つかもしれません。
全日本トラック協会 (交通事故の傾向と事故事例)
http://hearty.or.jp/files/libs/550/201705171512426132.pdf
AppLogiでは車両事故を未然に防ぐ、
「リアルタム安全管理」機能を標準装備しています。
急加速・急減速・速度超過・衝撃を自動で検知して、
事務所の管理画面に通知される機能です。
機能の詳細はこちらの「総合案内ページ」からご確認いただけます。