雨の日は、晴れの日の約4倍も事故が起きる
雨の日の運転、嫌ですよね。。
今年の梅雨入りは6月上旬〜中旬ごろになるそうです(ウェザーニューズ)
そして、一番の心配は事故が起きること。
首都高では雨の日の交通事故は、晴れの日の約4倍!
側壁などに衝突する事故はなんと、晴れの日の約9倍!だそうです。
雨天時の衝突事故は60km/h以上で走行中に
多く発生しているそうです。
トラックは普通車よりも制動距離が長いので、
改めて雨の日はスピードの出し過ぎに注意が必要ですね。
(出典:首都高速道路 https://www.shutoko.jp/use/safety/driver/rain/ )
タイヤの摩耗をいつも以上にチェックする!
突然ですが、
「ハイドロプレーンニング現象」知ってますよね?
タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤが水の上を滑走する現象。
これが起きると、
ハンドル操作やブレーキが利かず、クルマのコントロールができなくなる。
実はかなり危ない現象で、雨の日に起きるそうです。
タイヤの溝が減ると発生しやすく、新品タイヤと溝が半分減ったタイヤでは
制動距離が1.7倍伸びる実験結果が出ているそうです。
トラックドライバーは点検で確認していると思いますが、
梅雨に入る前にもう一度「タイヤの溝」の点検をオススメします!
事故はもちろん、ドライバーの長時間労働にも注意!
梅雨に入ると渋滞も心配ですよね。
普段なら2時間で到着するのに、2時間半かかったり。
遅れるくらいならドライバーも早く出発しますよね。
とくに今年は、コロナの影響で6月以降に通常業務に戻っている
企業も多いと思います。
物量が回復するタイミングに梅雨の時期が重なってきますので、
普段より労働時間が長くなる可能性があります。
トラックドライバーの1か月の拘束時間は293時間。
延長する場合は320時間まで可能です。
(1年に6か月まで、年間3,516時間を超えない範囲)
6月以降の労働時間には注意が必要ですね。