5人に1人は事故を起こす可能性がある
トラックドライバー400人を調査した結果、
「5人に1人は事故を起こす可能性がある」そうです。
5人に1人ですよ。
50人のドライバーがいる運送会社だと10人・・・
かなり多い数字だと思いませんか?
この調査は全国の運送会社のドライバー400人を対象に
拘束時間や睡眠時間、事故の可能性があったかを調べてわかったそうです。
ドライバーの44%以上が疲れた状態で運転している
調査の中でこんな項目があります。
「睡眠や仕事中の休憩など、体を休める時間を充分に取れているか」
その回答は、
400人中176人(44%)が「取れてない」と回答。
疲れた状態のまま、運転していたことがわかりました。
しかも、
その176人中、約半分の84人が
「事故を起こしたことがある。事故を起こしそうだった」
と回答しています。
トラックドライバーの、5人に1人が当てはまることになります。
いつ事故が起きてもおかしくない数です。
ドライバーの57%は睡眠時間が6時間未満
別の項目では睡眠時間も調査しています。
稼働日の睡眠時間を調査した結果、
57%(288人)で睡眠時間が6時間未満だったそうです。
その中には、4時間未満と回答した人が6.5%いたそうです。
トラックドライバーの半分が睡眠不足で、
睡眠不足のまま疲れた状態で運転する。
その悪循環が、5人に1人が事故を起こす可能性を
生み出しているのかもしれません。
日本人は睡眠時間が6時間を切ると、睡眠不足と感じるそうです。
全日本トラック協会がドライバーの睡眠マニュアルを公開しています。
睡眠マニュアルをご参考に。
睡眠マニュアル http://www.jta.or.jp/rodotaisaku/kenko_kanri/suimin_manual.pdf