コラム

運送業のドライバーが65歳になったら何をしたらいいの?

誕生日から1年以内に「適性診断」の受診

 

突然ですが「高齢者」の定義を変える議論があるそうです。

65歳から75歳に引き上げて75歳までは”現役”にして、

労働人口を増やそうという議論。

運送業界でも高齢ドライバーの活躍が業界発展の鍵を握る?

とも言われたりしています。

 

一方で高齢者の労働では安全管理も重要視されています。

運送業の場合はドライバーが65歳になったときに、

適性診断」の受診をするように決められています。

65歳になってから1年以内までの間に受診期限があって、

夜間視力検査やカウンセリングなどが実施されます。

 

一度受診したあとは3年に1回のペースでの受診が必要で、

運送業のドライバー続ける間は”お世話になる”診断です。

 

 

毎日の「点呼」で小さな変化に気づく

 

高齢者の運転が増えたことに比例して事故も増えています。

75歳以上のドライバーには「認知機能検査」が義務付けれられてはいますが、

普段は自社でドライバーの健康状態を把握しなければいけません。

やはり毎日の点呼がポイントになってきます。

 

通常の点呼項目はもちろんですが、

・昨日はしっかり睡眠を取れていたか?

・朝食はちゃんと食べているか?

何気ない会話から健康状態の変化に気づくことが重要になってきます。

 

最近は65歳でも元気な高齢者が多いですが、

やはり周囲のフォローで変化に気づくことが大切になってきます。

ドライバーが65歳になったら今まで以上に「点呼」での声かけで、

体調変化に気づいて安全管理に注意していきましょう。

 

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