前回のコラムでは、IT点呼・遠隔点呼の活用についてお話をいたしました。 運送業の点呼については、多くの観点から注目が集まりそうです。
「夜間の人手不足の解消」「長距離運行時の管理の強化」「残業管理のための開始・終了時間の管理強化」などからです。点呼の仕組みがしっかりと構築されると、管理の精度はあがりますが、如何せん人手不足からできている運送会社は少なかったように感じます。 IT点呼、遠隔点呼が主流になることで、できなかったことができるようになる、とてもよいことだと思います。
https://app-logi.co.jp/column/?p=7794&preview=true
さて今回のコラムは、実際にIT点呼、遠隔点呼を運用していくにあたって必要な項目をピックアップしていこうと思います。

デジタル運転者台帳で全事業所の運転者台帳を共有化
IT点呼、遠隔点呼を実施する以前に、通常の点呼を行う際の必須資料として、「運転者台帳」があります。これは事業者に所属する運転者ごとに作成する必要があり、トラックに乗務する社員は必ず作成しなければいけません。
「遠隔点呼」を実施する場合には、点呼する運転者の情報がわかるようにしなければいけないので、対象となる運転者の運転者台帳は事業所に保管しておく必要があります。 2カ所以上の事業所で一人の運転者を点呼する場合は、そのすべての事業所に保管しておかなければいけないということですね。
しかし、この運転者台帳は結構な頻度で内容が変更になります。
・運転免許が更新されたとき
・適性診断を受けたとき
・指導・教育が実施されたとき
・健康診断を受診したとき
などのとき、変更になります。
その都度、印刷して配布しなおすなどをしているととても手間がかかります。
これはデジタル化を行なって効率化するポイントですね。
システム上で情報が変更されたら、全運行管理者、点呼者がみる情報が自動的に変わっているようになっていれば、前述の手間は解消できそうです。
当社のアプリケーションでも提供しておりますが、「デジタル運転者台帳」としてシステム上のものを運用するのが効果的です。
エクセル等のスプレッドシートでもできそうですが、そういった電子ファイルの場合は、パソコン上にコピーされて最新情報に入れ替えられていなかったり情報の一元性が保てないことがあります。
あらたなことを始めるタイミングで、同時に他のデジタル化を進めると一石二鳥となりそうですね。
こちらでもこの記事を掲載しています。
大塚商会:運輸・配送にかかわる企業が取り組むべきDXの具体策 第66回
https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/topics/column/logistics-dx/it-remote-rollcall2.html
