コラム

運送業の「巡回指導」で必ずチェックされる労務管理の項目は・・・

巡回指導はトラック協会の「適正化事業実施機関」が行う

 

運送業の方なら「巡回指導」「監査」と聞くと、

あまり良くない印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

一般貨物運送事業者に新規参入した場合は届出を出して3ヶ月以内と、

新設営業所の場合は認可後6ヶ月以内に「巡回指導」が行われます。

その後は2年に1度のペースで定期的に巡回指導が行われます。

 

この「巡回指導」は国土交通省の運輸支局が行うのではなく、

国土交通省が指定したトラック協会の「適正化事業実施機関」が行います。

 

「巡回指導」では帳票類や運行管理など全部で38の項目を厳しくチェックされます。

チェックの結果はA〜Eまでランク判定され、もし判定がD・Eの場合は運輸支局の監査対象になったり、

Gマークの取得申請に影響が出るので注意が必要です。

 

一方、重大事故や悪質な法令違反の疑いがあるときに行われる監査は、

国土交通省の運輸支局が行います。

 

 

巡回指導では9項目を重点項目として必ずチェックされる

 

実際の「巡回指導」では全部で38項目がチェック対象になっており、

その中でも9項目を重点項目に指定されています。

(詳しくはこちら https://www.cta.or.jp/tekiseika/shido_komoku/

 

さらにその9項目の中でも細かくチェックされる項目が、

「過労防止を配慮した勤務時間乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され、

休憩時間睡眠のための時間が適正に管理されているか」

です。

 

具体的には2週間分の日報の提出が求められ、

拘束時間や運転時間・休憩時間や休息期間が改善基準告示の基準をクリアしているか確認されます。

不備の可能性がある場合はデジタコのデータや出勤簿なども確認してさらに詳しくチェックされます。

 

実際に巡回指導が入る場合は約2週間前に通知が届きます。

もし何か不備があった場合2週間で改善するには時間が短すぎます。

いつ巡回指導が入ってもいいように日頃から乗務時間等の管理が重要です。

 

AppLogiでは巡回指導でもチェックされる「改善基準告示」に沿って、

労働時間の把握・自動集計ができるアプリを提供しています。

 

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