リアルタイム労務管理とは
スマホアプリを活用することで、ドライバーの「勤務時間」や「運転時間」をリアルタイムで確認できる仕組みです。
残業時間管理、改善基準告示の1日・1ヶ月など期間別の上限に達する前に把握することができるので、
対応が難しいと思われていた運送業の「2024年問題」、「働き方改革」の推進をしっかりと行えます!
こんなお悩みありませんか?
そのお悩みを
DXPlatform®の
「リアルタイム労務管理」が解決します
リアルタイム労務管理でできること
スマホアプリを立ち上げることで、
「一般の労働基準」と「改善基準告示」の管理項目が、
リアルタイムに自動集計されます。
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労働時間の自動集計
月単位・日単位、グループ単位・個人単位で、一般の労務管理に必要な内容(労働時間や残業時間)、改善基準告示に必要な内容が自動集計されるので、大変な事務作業が必要ありません。また集計された内容はダッシュボードでひとまとめに確認することができます。
- 年間勤務時間集計
- 月間勤務時間集計
- 日別勤務時間集計
- 全社集計
- グループ別集計
- 個人別集計
- 出勤状況表
自動集計なので労務状況を日々確認可能
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ドライバーへの状況通知
改善基準告示の内容に基づいて、時間を超過しそうなドライバーのスマートフォンに、プッシュ型の通知を行います。1日あたりの拘束時間13時間、4時間連続運転の時間を超過する前のプッシュ通知で、違反を未然に防ぎます。
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1日の
原則運転時間
(13時間) -
1日の
原則運転時間
(16時間) -
4時間
連続運転 -
長距離運行の
休息期間
スマホアプリのプッシュ通知で未然に防止
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労働時間の自動集計
PC side
勤務状況集計表
(月次・日次)
ドライバーごとの労働状況・運行状況・法定時間管理・改善基準告示管理の4つの管理項目をひとまとめにした運送業に特化した勤務状況の集計表です。
月間・日次の勤務状況をリアルタイムで自動集計。
拘束293時間超、残業60・80時間超をひと目で確認でき、月間の改善基準告示違反回数も自動集計されます。
労働状況
拘束293時間超過
拘束293時間を超過したドライバーの拘束時間欄を自動で赤色表示します。
毎日確認することで、改善基準告示ルールである月間拘束時間293時間を守ることができる運用に近づけていきます。
法定時間管理
残業60・80時間超過
残業時間管理として、残業割増しが150%となる残業60時間超を自動で黄色表示。年間残業時間960時間に関連する月間80時間超を赤色で自動表示します。
残業時間の上限規制・割増賃金率改定への対策が可能です。
月間労務管理のポイント
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拘束時間293時間を超えないように、個人別に今月はあと何時間勤務できるのかを毎日確認します。
もし超えてしまったとしても、320時間は絶対に超えてはいけません。
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月間の残業時間累計を毎日確認するようにしましょう。
すぐには残業時間を減らすことはできなくても、毎日確認することでドライバーへの指示に変化がでてきます。
出勤時間・退勤時間
毎日の出退勤時間管理
デジタコでは出庫・帰庫時間が主として管理されることが多いですが、重要なのは出勤・退勤時間です。
スマホアプリの出退勤ボタンを操作することにより、明確に労働時間を記録することができます。
翌出時間との重複時間
重複時間の管理
改善基準告示のルールでは、翌日の出勤時間が、当日より早いとその時間の差が重複時間として拘束時間に加算されるルールとなっています。本システムでは自動で集計します。
拘束時間・休息期間
拘束時間オーバー・休息期間エラー詳細
改善基準告示のルールである拘束時間13h・16hのエラーは10分〜30分などの超過時間が多くなっています。
オーバーした際の時間を毎日把握することにより、配車担当が拘束時間オーバーを意識することができます。
日次労務管理のポイント
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出勤時間は予定どおりの時間に出勤しているか確認しましょう。
ドライバー任せでは拘束時間が長くなる傾向があるようです。
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翌日の出勤時間が前日(当日)より早くなるとその時間の差が拘束時間に加算されてしまいます。
できるだけ同じ出勤時間になるように調整し、重複時間が多くなっている場合は、退勤時間を早めるようにして拘束時間が短くなるようにしましょう。
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拘束時間が13h、16hオーバーになっている場合、拘束時間エラー欄に超過時間が表示されます。
位置情報確認機能とドライバーナビを確認して、翌日から発生しないように注意しましょう。5〜10分超過でエラーになるのは非常に残念です。
個人別勤務状況表
労務状況・運行状況・法定時間管理・改善基準告示管理を個人別に、月次集計・日別集計をまとめた表です。
ドライバー個人への勤怠情報レポートとしても活用することができます。
勤怠管理
個人別の勤怠状況が表示されます。また出庫・帰庫時間ではなく、出勤・退勤時間が記録されるので、法定勤怠管理がしっかりと行えます。
労務・運行状況
アプリから取得した運行状況データを自動集計。改善基準告示管理で必要となる重複時間も自動集計されます。
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労働状況
- 翌出時間との重複時間
- 分割休息
- 拘束時間
- 休憩時間
- 休息期間
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運行状況
- 運転時間
- 納品時間
- 積込時間
- 待機時間
- 停車及びその他
法定時間管理
残業時間、休日労働時間、深夜早朝時間など「法定時間」を集計。
- 所定時間外労働時間
- 法定時間外労働時間
- 休日労働時間
- 休日時間外労働時間
- 休日法定時間外労働
- 早朝深夜労働時間
改善基準告示管理
「改善基準告示」の項目に沿って自動集計。
運送業に必要な時間管理をひと目で確認できます。
- 重複時間を含む拘束時間
- 原則拘束時間(13時間/日)
- 最大拘束時間(16時間/日)
- 休息期間(継続8h以上)
- 4時間連続運転
- 2日平均運転時間
月間の勤務状況
個人別の月間累計時間が右上に表示されます。月間上限拘束時間、月間上限残業時間との比較が確認できます。
個人別労務管理のポイント
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休憩時間は確保できているか?分割休息は取れているか?
ドライバー特有のエラー傾向を発見しましょう。
1週間に一回の休日はしっかり確保できているか確認しましょう。
データ連携・エクスポート
Export
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CSVダウンロード
どの集計表もCSV形式で一括ダウンロードすることができます。そのデータを社会保険労務士さん等、労務管理を行っている方に提供することで、労務管理が簡素化されます。
※データ内容については都度ご相談ください。 -
API連携・ファイル連携
API連携・ファイル連携についても対応しております。都度対応する形をとっておりますので、ご要望の方はご相談ください。
※限定対応しております。ご要望にお答えできない場合もあります。
出勤状況表
ドライバーが出勤操作をすることで、出勤簿が自動で出来上がります。もちろん予定をたてることもでき、「有給管理」「代休」「休日出勤」も管理することができます。
出勤自動登録
スマホからの出勤操作でPC画面に自動的に反映されます。
※出勤以外はPC側での登録となります。
出勤一括登録
あらかじめPC側から一括で出勤の登録ができます。
別途設定画面で土日等の休日を登録しておけば、「公休」として登録されます。
ドライバーが操作するだけで出勤簿が作成されます。
出勤日数集計
ドライバーごとの出勤状況を自動で集計します。
- 出勤日数
- 定休日日数
- 有給休暇取得日数
- 振替休日日数
- 振替出勤日数
- 欠勤日数
- 傷病休暇日数
ダッシュボード
運送業に必要な管理項目の現在の状況がひと目で確認できます。
経営者・管理者が確認する労務管理ダッシュボード、配車担当者が確認する運行管理ダッシュボードの2種類を確認することができます。
月間の残業時間や改善基準告示に関わるエラー回数など、毎日管理しなければならない項目を、一画面にまとめました。
月間で管理しなければならないもの、残業時間など年間で管理しなければならない項目など、運送業に特化したものをダッシュボードにまとめています。
月間拘束時間集計(293管理)
月間拘束時間をリアルタイム集計。293時・320時間の超過状況がひと目で分かります。
月末の拘束時間を自動で予測します。
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月間拘束時間
1日の拘束時間の基準(13時間・16時間)を超過した回数をドライバーごとにの自動集計。労務リスクのあるドライバーがすぐに分かります。
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連続運転時間(430管理)
連続運転時間(430)をエラーが起きた回数をドライバーごとに自動集計。
ドライバーへの注意喚起をリアルタイムに行えます。 -
2日平均運転時間
2日平均運転時間(9時間)をエラーが起きた回数をドライバーごとに自動集計。
ドライバーへの注意喚起をリアルタイムに行えます。
運行の今をリアルタイム管理。ドライバーの拘束時間、安全管理状況、現在の作業状況など、配車担当に必要な項目を一つのダッシュボードにまとめました。
運送業が行わなければいけない「分単位のマネジメント」をサポートします。
リアルタイム拘束時間モニター
出勤からの拘束時間を自動集計。
拘束時間の多いドライバーの順にグラフで表示します。
9時間・13時間・16時間の基準を超えるとグラフの色が変わり、ひと目で確認できます。
※拘束時間16時間の30分前になると赤枠で表示され、退勤するまでそのままです。
※拘束時間13時間の30分前になると赤文字で表示されます。
拘束時間の表示
ドライバーごとに本日の出勤からの拘束時間を、リアルタイムで集計。
1日の拘束時間の限度を超える前にドライバーに指示を出すことができます。
リアルタイム安全管理モニター
安全管理項目(速度超過・急発進・急制動、4時間連続運転エラー)をスマートフォンアプリが検知し、発生と同時にリアルタイムでモニターします。
数字部分をクリックすると、該当ドライバー、日時、発生場所を確認できます。
直近の車検・点検・免許更新
車両ごとにメンテナンス期日(車検・点検・オイル交換など)を通知します。オイル交換や洗車・免許更新はドライバーがアプリから予定日を登録することができます。
ドライバーへの状況通知
Application side
ドライバーへの状況通知
労務管理・改善基準告示管理をドライバーにも協力してもらうための通知機能を準備しました。
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❷ 拘束時間
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❸ 休憩時間
❹ 運転4時間中の非運転時間
4h連続運転通知
忘れがちな4時間連続運転中の休憩取得を、プッシュ型の通知でドライバーに知らせることができます。
非運転時間中の時間(待機時間や積込時間など)もカウントしているため、あと何分の休憩時間が必要か通知してくれます。
拘束時間オーバー通知
拘束時間が9h、13h、16hになる30分前からドライバーのスマホに「拘束時間超過通知」が発信され、スマホアプリの画面が状況に応じて変化していきます。
出勤時間が個人別に違う運送業ですが、個別に計算して通知されるため、ドライバー、配車担当の双方が注意することができます。
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30分前と10分前に通知します。
拘束時間が9時間を超えると画面が黄色に変わります。
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30分前と10分前に通知します。
拘束時間が13時間を超えると画面がオレンジ色に変わります。
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30分前と10分前に通知します。
拘束時間が16時間を超えると画面が赤色に変わります。
休息期間管理
長距離運行時の休息期間も、8時間を確保できないまま運行を開始してしまう場合があります。
ドライバーが何時から、あと何分後に出発してもよいのか、確認できるようスマホが時間を管理してくれます。