コラム

貴社の「運転日報」では労働時間は管理できないって知っていますか?

「出庫時間」を「始業時間」にしてはいけない

 

運転日報(乗務記録)はドライバーの過労防止や過積載防止を目的にされていて、

事業用自動車に乗務したときは必要事項を記録しなければなりません。

 

「そんなこと当たり前!」

そう聞こえてきそうですが、運転日報にも「手書き」や「デジタコ連動」など

運送会社によって使う種類はさまざまです。また、この「運転日報」でドライバーの

労働時間を管理している運送会社も多いのではないでしょうか。

しかし、

絶対にドライバーの「労働時間」が管理できない運転日報があることに注意してください。

 

労働時間管理の基本中の基本は、

何時間働いたか=始業時刻と終業時刻が必要になります。

ですが、

ごくたまにある運転日報の中にはこの始業と終業の時間を記載する項目ありません。

 

「出庫時間(乗務開始)」と「帰庫時間(乗務終了)」は必ずありますが、

この時間を始業時刻と終業時刻にして労働時間を管理することはできません。

なぜなら出庫の前には必ず「点検や点呼」など既に業務が開始されているからです。

 

「運転日報」はそもそも”乗務記録”を取るためのもの

 

もうひとつ、注意する必要がある項目があります。

それは「休憩時間」です。

運転日報に記載する必須事項に「休憩時間」がありますが、

規定では「10分未満の休憩は、その記録を省略して差し支えない」

となっています。

 

乗務記録上は問題ないのですが、労働時間の計算では省略してはいけません。

「拘束時間」から「合計の休憩時間」を引いた時間が「労働時間」になるためです。

10分未満の休憩を省略しては、正確な労働時間は算出できません。

 

そもそも運転日報は乗務記録を取るものです。

ドライバーの労働時間を運転日報で管理する際は、

・始業時刻

・終業時刻

・正確な休憩時間

が記録できる仕様になっているか確認して、

項目がない場合はすぐに追加する必要があります。

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